クラウド700点道場AWS Certified Cloud Practitioner 試験の学習用・非公式

プロビジョニングとデプロイの違い

「用意して設定する」なら、プロビジョニング。

「作ったアプリを置いて動かす」なら、デプロイ。

基本の順番は、プロビジョニングで土台を用意して、そこへデプロイします。
Elastic Beanstalk のように、デプロイの流れの中で土台の用意までしてくれるサービスもあります。

見分け方

道場のITカタカナ特訓の1行はこれです。

用意するのがプロビジョニング、そこへ作った物を置いて動かすのがデプロイ。

プロビジョニングデプロイ
元の英語provisioning=必要なものを用意・供給すること(provisions は食料などの備え)deploy=兵や物を持ち場に並べる・配置する
意味サーバーや置き場を、すぐ使えるように用意して設定すること作ったアプリを、動かす場所に置いて使える状態にすること
決め手の言葉用意、リソースを作る、テンプレートから、容量の確保アプリを置く、本番環境へ、複数のリージョンに展開
たとえ台所に鍋と材料をそろえる料理をテーブルに出す

AWSの資料では、1つのページに両方が出てきます。
AWS Elastic Beanstalk の説明はこうです。

Elastic Beanstalk を使用すると、(中略)ウェブアプリケーションを AWS クラウドにデプロイできます。
(中略)
Elastic Beanstalk は、Amazon EC2 インスタンスまたは EKS クラスターのプロビジョニング(中略)を行います。

アプリを置くのは使う人です。
サーバーの用意は Elastic Beanstalk がやります。
AWS CloudFormation も同じ言い方をします。
テンプレートから、リソースのプロビジョニングや設定を受け持ちます。

試験ガイドでは、分野3のタスクに両方が出ます。
「AWS クラウドでのデプロイと運用の方法を定義する。」
「AWS クラウドでのプロビジョニングと運用のさまざまな方法」

もう1つの手がかりは、デプロイの訳し方です。
RDS の日本語の資料は、同じ機能を2通りに書きます。
「マルチ AZ 配置」と「マルチ AZ デプロイ」です。
デプロイは「配置」、つまり置くことです。
試験ガイドの「デプロイモデル」も、どこに置くかの話です。

まぎらわしい相手がもう1つあります。
使う量に合わせて台数を増やしたり減らしたりする動きは、スケーリングです。
スケーリングで台を増やすときも、新しい台はプロビジョニングで用意されます。
プロビジョニングは「最初の1回」だけの言葉ではありません。

練習問題を1問

ある会社は、アプリを動かす前に、サーバーとネットワークをテンプレートから自動で用意したい。この「用意して設定する」ことを表す語はどれ?

  1. プロビジョニング
  2. デプロイ
  3. スケーリング
  4. モニタリング
正解と解説を見る

正解: プロビジョニング(1つ目)

解説: 用意して設定するのがプロビジョニング。用意した所へアプリを置くのがデプロイ。

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出典

AWSの資料は2026年10月7日に確かめた内容です。